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ユーロは巻き戻しで堅調
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(以下引用)
外為市場でもECBのQE導入を織り込み始める動きには至っていない。過去最高に膨らんだ(IMM通貨先物)ショートポジションの巻き戻しでユーロ/ドル は底堅い動きを続けている。「格下げなどを受け、ユーロ売りで走ってみたものの、金利も株もついてきていない。金利差からいくと、ユーロ売りポジションは 対ドルでも対円でもコストになる。下がらなければ買い戻さざるを得ない動きが出始めているような感じを受ける」(みずほ証券FXストラテジストの鈴木健吾 氏)という。ECBの追加金融緩和予想は市場に根強いものの、QEのような大規模の資金放置策を見込む声は乏しい。
市場では短期的にユーロ反発の流れが継続するかどうかは、ギリシャの債務交換協議の行方にかかっているとの見方が多い。「協議がまとまれば、目先はリスクオンに傾く公算が大きい」(外資系証券)との指摘も出ている。
欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)、ECBの3機関は17日、総額1300億ユーロのギリシャへの第2次支援実施に向け、同国の経済統計の精査を 開始。国際金融協会(IIF)は17日、前週13日に中断されたギリシャ政府と民間債権者との間の債務交換協議が、18日にアテネで再開されることを明ら かにした。
もっとも、長期的な市場参加者のユーロには慎重だ。バークレイズ銀行チーフFXストラテジストの山本雅文氏は「(ユーロ圏は)今後も財政緊縮は続き景気は 下押し圧力を受け続けるほか、安全網整備については進展が全くない」と指摘。ギリシャ問題についても「無秩序なデフォルトに陥るリスクは払しょくされてい ない」として、「ユーロはポジショニングの面でもう一段の反発もあり得るものの、下落基調は変化しておらず、下落再開リスクが高い」との見方を示した。